OPPO傘下のOnePlus共同創立者であるCarl Peiによって創立されたNothing。彼らが投下する新スマホ Nothing Phone (1)はどのような製品になるのでしょうか。どうやら、今年の夏に発売開始するようです。
これからnothingのエコシステムの中心になるこのスマホですが、明らかになっている点を再確認してみましょう。
発売日は?
3月のイベントでスマホを開発中であること、そしてそれが今年の夏に市場投入されることが発表されていました。イギリス、EU、インドにサプライヤーを通じて展開していくことも明らかになっています。
5月23日にドイツのサイトにEUのディーラーからの情報だとする、価格、発売日が明らかにされました。このソースからの情報は、発売日は7月21日、イベントのあとになるそうです。
価格は?
価格はまだ明らかにはなっていませんが、彼らが発売した Ear (1) headphones は$99で販売され、ANC (active noise cancellation)なのど機能を搭載しているにもかかわらずにコスパのいい設定金額でした。まだ、なかなか中国発の企業でプレミア価格商品を展開するのは難しいのではと予想します。
現在ではミドルレンジスマホが大体$500あたりを差しますので、その辺りになる可能性が高いのではないでしょうか。これはさきほどの謎のEUのリーカーが予想している金額設定と同じでもあります。「Realme GT 2 Pro」 や、 「Google’s Pixel 6」などが価格設定的にはライバルになるのでしょうか。
Nothing Phone (1) の性能や機能は?
Carl Pei氏 の前の企業、 OnePlus は、端末がでるまえから情報を小出しにしていく企業でしたが、同じくNothing 1 の情報も少し出してくれています。
Nothing phone の一番注目される部分は、そのデザインです。
6/16にそのデザインが公開されました。同社の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1)」と同じくスケルトンコンセプトのデザインになっている。しかし、単に透明なわけではなく綺麗にみえるようにデザインされているのがいい。想像していたよりもデザインが洗練されている。白がベースになっていて、しかも光る。
スイスで開催された国際的な現代アートフェア「アート・バーゼル」の場でデザインだけが公開されたのですが、LEDがいくつかのパターンで光っているように見える。
おそらく、通知がきた時のLEDとして使われると思うが、何色かのLEDで光るのかはわからない。バッテリー消費は大丈夫なんでしょうか。
ボディの素材もリサイクル可能なもので製造されており、iPhoneなどと同じく中華系企業といえど今流行りのSDGs。
機能性ばかりが注目されつつあるスマホ市場ですが、透明デザインでなかがパズルのように見えるデザインを採用することによって、見た目のかっこよさとか、そういう見る楽しさを追求するような製品として開発されています。
背面のデザインには丸いコイルがみれます。ワイヤレスチャージに対応しているようです。そしてカメラもデュアルですね。
2022/06/30 追記) カラーは「ブラック」モデルもあることが発覚しました。
SoCはSnapdragonを採用するといってますから、最上位の「Snapdragon 8 Gen 1」か、「Snapdragon 7 Gen 1」か。しかし、価格的には7の可能性が高いですね。カメラもデュアルなので、ミッドレンジ感がありますから。
2022/06/30 追記)
Nothing Phone (1) のスペックリークがでました。
スナドラ778G+、Android12、8GB RAM、バッテリー4500mAh
OLEDディスプレイ 6.55インチOLEDリフレッシュレート120Hz
メイン50MPと16MPのデュアルカメラ、セルフィーカメラは16MP
プレゼンではソニーやサムスンなどの協力してくれるサプライヤーたちも紹介されました。
45Wの充電に対応。もちろんワイヤレスだともっと遅くなりますが。
Nothing OS
そしてOSはアンドロイドベースでつくられたNothing OS。Nothing OSは基本的なAndroid OSに忠実に無駄なく活用できるOSであり、コンセプトはPeiの前の企業であるOnePlusのOxygenOSと同じようなものではないでしょうか。
OSのスクショがでていますが、どうでしょうか。結構かっこいいと思うんですが。背面のデザインがシックなので、前面のOSもあまりカラーは採用しない感じですね。
時計とか、ロック画面とか、全てのデザインに一貫性を持たせることによってカッコよく仕上がりそうです。そういう意味では、BALMUDA Phoneは間違いではなかったのかもしれませんね。もっと低価格で提供できる中華性だったら、うまくいったと思いいます。それか、初期端末ではエントリー価格からなんとかスタートさせるべきでしたね。
こういうちょっと変わったデザインのOSスキンって重要なのかなとおもったりります。一回それに慣れると他の機種に買い換えるのがめんどくさい感じたりしますからね。
サウンドのコンセプトはモールス信号やデジタル時計など。しかしUIは比較的シンプルでわかりやすく仕上がっているそう。
初めから入っているアプリもかなりシンプルにしてくれるみたいで、サードパーティのアプリやサービスなどとの連携もしっかりと活用してくれる。プレゼンではAir podsやテスラの車などが紹介された。
肝心なOSのサポートも最低3年間、セキュリティ面では4年間のサポートを約束するとPeiは発表しました。
nothing OSを体験したい方はNothing Luncher が公開されているので、Android11以降のデバイスに入れることができるみたいです。完全なNathing OSではないですがどんな感じか試してみることができます。
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