イベントで発表された一番の目玉製品はやっぱりiPhone14ですね。しかし今回の新iPhoneのラインナップは少し変則的です。
A16 Bionic チップが噂通り上位モデルのProモデル2つにしか搭載されません。上位にしか入っていないチップなので特別な性能があるか期待したいところですが、設計をみてみるとA15とかなり似通っている部分があるみたいです。
新しく採用された「ピル型ノッチ」のアニメーションが話題になっていましたが、
すでにAndroidでは、先を越されていた?みたいです笑
iPhoneももれなく値上がりしているということで、上位のモデルを買うのであればそれに見合っている製品であって欲しい。iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro MaxのA16 Bionicは4nmプロセスで製造されていることがプレゼンで発表されました。しかしどこの4nmかは言及はしていませんがおそらくはTSMC4nmでしょう。サムスン4nmだと悲惨ですからね。今の砂ドラみてるとわかるはずです。
nmはもはや実測のサイズではないらしいのですが、現在ではTSMCとサムスンでは雲泥のさがあるので間違いなくTSMC。この会社が値上げしてきているので、これからの最新テック系がどんどん値上がりする可能性があります。
TSMCのN4P、もしくはN4プロセスのどちらかを採用している可能性が高いです。N4Pは、N5プロセス比でパフォーマンスが11%向上、N4比でも6%向上している。
年内のiPhoneでギリギリ3nm間に合うかって噂もあったのですが、間に合わずでしたね。
ノードが4nmと進化をしているわけですが、A16はCPU、GPU、ニューラルエンジンは仕様を見た限りでは変化がありません。4nmになっているので性能も進化できると予想はできますが、バッテリーの持ち時間もアピールしてましたので、消費電力を抑え気味ないい感じに性能はとどめているのでしょう。
16 billion のトランジスタ、6コアの CPU (2コアのビッグコア / 4コアのリトルコア )、5コアの GPU、16コアのニューラルエンジ。
最高輝度を高めるため (最大2000ニト) の新しいディスプレイエンジンを搭載。「Super Retina XDR」ディスプレイを搭載。LTPO技術を採用して1GHzまで下げることが可能。バッテリーに貢献してくれるでしょう。
ニューラルエンジンは17 trillion/毎秒の演算処理が可能。
とにかく、コア数が同じなのでその状態でどこまで性能とバッテリーの持ち時間がアップするのかがポイント。
今回採用された4nmがTSMCのN4P、ちょっと進化した4nmなのかそれとも4nmなのか明らかではないですが、4nmでも進化することはSnapdragon 8 Plus Gen 1で証明済み。
Snapdragon 8 Plus Gen 1はiPhone 13 Pro MaxのA15にゲーミング性能で勝つというデータもあるので、結構性能は伸びるのではないでしょうか。砂ドラで4nm採用のチップがA15に対抗できうる部分があるということは、A16に使われていればやはりA15を結構上回ってくれるはず。まだA16が出てからでないと比較はできないですが、コア数が同じでもパワーアップはしているでしょう。
しかしめっちゃ性能が上がっていたら、プレゼンでいつものお得意の比較グラフをバンバン出してきていると思うので、いままでのiPhoneの進化の中ではそこそこのアップグレードっていう感じなのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿