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【周波数爆上げ】新世代 AMD Ryzen7000ファミリーが来る!Zen4アーキの爆速CPUの実力は?

2022年8月14日日曜日

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こちらの記事はYoutubeで動画にもまとめています↓↓



今月の末にAMDは新CPUシリーズAMD Ryzen 7000 「Raphael」 と、X670マザーの発売に関する情報を公開します。新シリーズはイベントから2週間後に発売開始になる予定。イベントでは主に新Zen4アーキテクチャのCPUのラインナップとその対応マザーX670チップセット、それぞれの価格を公開してくれるはず。


情報によれば、

AMD Ryzen 9 7950X、AMD Ryzen 9 7900X、AMD Ryzen 7 7700X、AMD Ryzen 5 7600X

が登場する予定。





新CPU世代では長かったAM4が終了し、AM5に移行します。上位チップセットの 「X670E」 & 「X670」が初めに登場し、数週間後に「B650E」 & 「B650」製品が登場する。安いマザーで組みたい人は少し待ちましょう。


性能面ではIPSが8%向上すると期待されている。Zen3アーキテクチャ採用のCPUに比べてシングルで15%、マルチで35%の性能向上が期待されている。最大クロックにもかなり力を入れており、最大で5.8GHzに到達するそうです。TDPは170W、PPTは230Wです。


「Smart Access Storage(SAS)」もサポート。

X boxで採用されているMicrosoftのDirectStorageとの組み合わせ技術らしい。ちょっと調べてみた感じ、ゲームデータを読み込む際のCPUのリソースを無駄に消費しないことでゲームのパフォーマンスを上げるらしい。


新しくなったとこは、

Up To 16 Zen 4 Cores and 32 Threads

Over 15% Performance Uplift In Single-Threaded Apps

Brand New Zen 4 CPU Cores (IPC / Architectural Improvements)

Brand New TSMC 5nm process node with 6nm IOD

25% Performance Per Watt Improvement Vs Zen 3

>35% Overall Performance Improvement Vs Zen 3

8-10% Instructions Per Clock (IPC) Improvement Vs Zen 3

Support on AM5 Platform With LGA1718 Socket

New X670E, X670, B650E, B650 Motherboards

Dual-Channel DDR5 Memory Support

Up To DDR5-5600 Native (JEDEC) Speeds

28 PCIe Lanes (CPU Exclusive)

105-120W TDPs (Upper Bound Range ~170W)

重要なところをまとめると、 

・最大16コア32スレッドのZen4アーキテクチャ

・シングルスレッドで15%の性能UP

・ TSNC 5nmを採用。IODは6nm。

Performance Per Wattが35%向上

・IPC向上は8-10%

AM5 の LGA1718ソケットになる

・メモリはDDR5のみ対応 (最大 DDR5-5600)

105-120W TDP 最上位は170W TDP



今回はRyzenシリーズの初代から続いていたAM4マザーが終了してAM5に移行するということで、Ryzen7000シリーズではちょっと金がかかります。


AM5マザーの新しい「LGA 1718」 ソケットではいままで裏側が剣山みたいになっていたCPU (PGA - Pin Grid Array -) からLGA、インテルみたいにマザー側にそれがついているモデルになります。抜けた時怖いんでこっちの方がいいです。自作してるとCPUの方が値段高い場合の方が多いですからね。




LGAを採用した主な理由は新しい機能追加のため。最新の PCIe Gen 5.0 スロット、そして Gen 5.0 のM.2 、DDR5メモリがサポートされます。


そんな新しいAM5マザーの一番初めのシリーズになるのがZen4のRyzen7000シリーズです。メモリはDDR5-5200をサポート、Gen5がスタンダードになるPCIe 28レーン、NVMe 4.0、USB 3.2 I/O などのレーンも強化、USB 4.0のネイティブ対応の噂なんかも聞かれますが、まだ不明です。


EXPO (AMD Extended Profiles for overclocking) というインテルのメモリプロファイルXMPのようなものが採用され、DDR5メモリのOCに対応。AMDはどうやらDDR4には対応させないようですが、メモリの価格さえ落ち着いてくれれば問題にはならないでしょう。AM5でDDR4のサポートがなくなれば価格低下も加速するかもしれません。


対応マザーボード


AMD X670 Series Platform


マザーの新チップセットはX670E, X670, B650E, B650 が用意されています。

X670EのEは「Extream!!」その名の通り最上位のエクストリームマザー。PCIe5.0がGPUにもSSDにもサポートされ、OCしたいって人最適なマザーになります。


Extreamじゃない普通のX670も上位のマザーですが、ベンダーによってはコストのためSSDへのPCIe5.0サポートをしないマザーもありますので注意。しかしSSDはまだPCIe4.0が主流ではあります。


AMD B650 Series Platform


メインストリームではB650E & B650がリリースされます。

non-EバージョンではPCIe5.0がストレージ用に限定されますが、低価格で購入できるシングルPCHのマザーです。


これらメインストリームのマザーでのOCについてはまだ公式は明らかにしていませんが、対応する可能性は高いです。Eモデルでは電源周りも強化されOCでも有利な製品になるでしょう。


B650はB550の後継モデルですので、初めて自作する方はB550を適当に買っておくのがベターでしょう。


Ryzen7000ではRDNA 2 がサポートされます。HDMI / DPのアウトプットにも対応します。


AM5マザーですが、AMD公式も最低4、5年の長期サポートをしたいとのことで、AM4マザー同様に安心して購入できる長命のマザーになりそうです。ありがたい。


Ryzen7000 CPUの全容


Ryzen7000シリーズではZen4アーキが採用され、新世代のCPUが始まります。コア数の多さでマルチコア性能を高めるアプローチは同じく、そしてゲーマーにも最適なCPUを目指します。TSMCの5nmプロセスでコアを、IODは6nmで製造します。


現在のAMD Ryzen5000シリーズ、「Vermeer」からのライナップ刷新になるAMD Ryzen7000シリーズ「Raphael」。コア数は同じく最大で16コア32スレッドですが、TSMCの5nmプロセス採用、Zen4アーキ、キャッシュの改良などによりかなり性能は向上すると思われます。


シングルスレッドでは15%も向上しているとされ、ゲームのデモでは全てのコアで5GHzに到達しておりましたので、シングルではもっと高くなるはずです。


RDNA2搭載も気になるところ。たくさんのユーザーはグラボ欲しくない人もいますので、そんなユーザーたちの期待に答えるためにメインストリームのCPUにも今回は内蔵GPUを採用します。


「Smart Shift」機能を搭載するAMDは、グラボ搭載のモデルであっても内蔵GPUとグラボを状況によってスイッチしてくれるので、消費電力を抑えることができます。(同じ機能はインテルにもあります。)





CPUは正方形 (45x45mm) 。

現在のAM4マザーと同じクーラーを利用できます。


気になるTDPですが、Ryzen7000では6つのクラスに別れています。

最上位のフラグシップは170W。高い消費電力とオーバークロック(以下OC)で高パフォーマンスを実現するCPUです。利用するクーラーは水冷が求められており、最低でもファンが2機搭載されている水冷が推奨されます。


その下には120Wクラス。こちらも空冷の場合はそれなりの大きさのヒートシンクのものがいいでしょう。


それ以下は45-105Wのラインナップですが、通常のCPUクーラーで利用可能になるでしょう。


Ryzen7000では最大TDPが170W、PPTが230Wに上げられています。

AM4世代ではTDPが105W、PPTが142Wだったので、PPTが88Wも上昇していることになります。この辺りのOC制限もマザーベンダーにより変わってくると思います。


今回はなんといっても内蔵GPUをメインストリームCPUに搭載してくれるということで、グラボを買う必要はありません。

4基のCompute Unitが搭載されるとのことで、動作クロックは1.1GHz。クロックが下げられていますが、Steam Deckの3分の1程度の性能は内蔵GPUとして備わっているようです。




AMDのプレゼン(Financial Analyst Day 2022)によるとZen4はZen3に比べて25%のperformance per watt の向上、Cinebench R23では35%の性能上昇だとしています。


Significant generational performance per watt and frequency improvement

8-10% IPC increase

15% single-thread performance gain

Up To 125% memory bandwidth per core

ISA extensions for AI and AVX-512 


そして3D V-Cacheモデルも用意してるそうなので、インテル第13世代の「Raptor lake」に対してゲーミングの分野で増量キャッシュと高いクロックで戦います。インテルのRapotor lakeも内蔵キャッシュが増量されるのが売りなのですが、3D V-Cacheほどの増量ではないので対決が楽しみですね。


AMDがみせたゲームのデモではCPUクロックが全て5GHzに到達していました。つまり最大コアでは5GHzを超えてシングルコアではもっと高いクロックで走れるでしょう。3D V-Cacheモデルで思ったよりもいい結果をだせたAMDは13世代とはいい勝負になるのでしょうか。


デモではAMDの得意分野であるBlenderをつかっての比較をしていました。Ryzen 9 5950XがCore i9-12900Kに対して約15-20%高い性能ですが、新世代のRyzen 7000はCore i9-12900Kよりも35%性能が高いとしています。


インテルのi9-12900Kは16コア/24スレッド、AMDのRyzen 9 5950Xは16コア/32スレッド。AMDの方がスレッド数が多いので、まあ当然かと思います。




ゲームデモで紹介されたRyzen7000のクロックは5.1GHz-5.52GHzまであがっていました。しかし、ここでテストされていたのは完成バージョンではなかったので、よりクロックが引き上げられる可能性もあります。噂では最大5.85GHzまで到達するとも言われています。




We used a 280mm (ASETEK) watercooler so nothing exotic it's just a dual 140 loop that you can buy from Amazon or Newegg. It was running an AMD reference motherboard so one of our internal AM5 socket motherboards, a 16 core prototype part built in late April or early May and we just plugged it in and ran it. It was not an overclocked part, its just the natural frequency of that particular prototype.


So in the game, we were running most of the threads around 5.5 (GHz), it depends on the game load, depends on the scene, of course, clock speed fluctuates up and down so somewhere between 5.2 and 5.5 is pretty common on all the threads playing that game. So I wanna reassure people that this was nothing exotic in terms of cooling and nothing exotic in terms of parts selection or config or overclocking. It is exactly what you see, you plug in a Ryzen 7000 series part and play the game, & that's the frequency!


Robert Hallock (AMD Director of Technical Marketing)


Robert Hallock氏によれば、普通の2連ファンの水冷ファンでゲームをした場合、16コアのCPUがなんとほとんど全てのスレッドで5.5GHzまで到達。もちろんゲームタイトルやシーンよってかわりますが、5.2-5.5GHzのなかで推移したらしいです。。


16コアのCPUがTDP170Wを利用することによって5.5GHz超えを実現し、かつてないほどのパフォーマンスをみせてくれるかもしれません。でも冷却はしっかりとしておきたいですね。


もちろん価格も気になるところですが、Ryzen5000シリーズでは優位だったAMDは全体的な値上げに踏み切りました。今回はマザーとメモリが流用できないという点もあるのでユーザーがどれほどの新Ryzenに投資できるのでしょうか。

もちろん、インテルに対し優位なパフォーマンスであれば価格も挑戦的な設定になるでしょう。TSMCも主に5nmのハイエンドで値上げをするみたいなので、最終的なコスト上昇は顧客が支払うことになります。


Ryzen 9 5950Xも価格が安定してますからね。7000番台がでてから値段が安くなると思うので、メインPCのCPUを5000番台に変えるのもありかなと思っています。(いまだに主のメインPCはRyzen5-2600)


発売日は今年の秋。


正式発表日: 2022年8月30日AM09:00

レビュー解禁日: 2022年9月13日PM22:00

発売日: 2022年9月15日PM22:00


こちらの情報はWCCF TECHの独自ソースによる情報なので違うかもしれないですが。


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「とく」です。自作PCやApple製品が好きです。YoutubeではApple製品やガジェット系を中心にアップしています。最新情報や生活の役に立つ情報をシェアしていきたいと思います。大阪人。

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