M2 Airがやっと購入可能になっていましたので早速オーダーしました。色はスターライトにしました。あんまり趣味ではないのですが、今使っているM1 Macbook Air (以下M2 MB Air)がスペースグレイので比較動画を作るときに並べるとわかりやすいかなと思いました。
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M2 Macbook Pro (以下 M2 MBP) はデザインがまたまた焼き回しで、たくさんのユーチューバーさんたちはそれはもうおすすめする方の声が少ないんじゃないかって感じでしたね。M2 MB Airは新デザインで、本当の新製品として登場します。
誰がM2チップの製品を買うべきか、買わざるべきか、そして買うときの注意点などやアップグレードすべきところなどを紹介していきたいと思います。
M1 チップもまだまだスゴいよ!
新しいM2 MB Airには、新しいデザインだけでなく、新しいチップ、M2チップが採用されています。前回のM1チップからパワーアップしている改良版のチップです。かなり性能が伸びたポイントもありますが、そこそこの部分や、使い方によってはあまり差が感じられない部分もあります。
デザインを新しくして拡張性もましたことからM2 MB Airはめっちゃいい製品になったと思いますが、M2 Airを考えている人はまずはM1 Airのほうも検討してほしい。
とくに今回のM2 MB Airは164,800円(税込)と、かなりAir感のない高額商品になっている。
M1 MB Airは134,800円(税込)と3万円の差額になっている。
M1チップのMB Airの性能はかなりいいです。ほとんどの人はM1で問題ないはずです。
M2がでたばかりなので、中古でもいい人はヤフオフなどでM1 MB Airが安くでているかもしれません。M1 チップの製品自体が古くないので、状態がいいものも多いんじゃないでしょうか。
M2モデルはSSDが遅い?
M2チップの製品がM1チップの世代よりもに劣っているところもあります。
SSDのスピードが、今回はグレードダウンしてしまっています。SSD自体の最高到達速度に違いが確認できます。常に気にするものではないとは思いますが、いくつかの頻繁なSSDアクセスを必要とする状況では作業の終了時間に差がでてくるでしょう。
とくにメモリ8GBモデルを検討しているひとは注意。
メモリ消費が大きいChromのタブを開きまくったり、Photoshopをつかったりしていると結構なデータ量がSSDにスワップされます。そのときに各レスポンスは、SSDの速度が遅いと影響を受けてしまうでしょう。
今回のSSDの遅さは搭載しているチップ枚数を1枚に減らしたことによるものです。もちろんリアルユースで体感できない人がほとんどだったりしますが、どうしても気になる人はこれを512GBにアップグレードすることによって速度を早くすることができます。
M1、M2チップはめちゃくちゃいいチップなんですが、その性能を押し上げているのはユニファイドメモリで、このユニファイドメモリとの高速アクセスによってとくにGPU性能が爆上がりしています。
いくらチップが良くても、メモリやSSDの遅延が発生すれば性能が下がってしまいます。
もちろん用途によるとは思うのですが、やはり一番メモリを消費してしまうのは大きいデータの写真編集でしょう。
ただし、SSDのアクセス速度による遅延が気になるだけであれば、同じ金額でメモリを16GBにあげた方が懸命です。そもそもSSDが遅くて作業が遅くなるのであれば、そもそもSSDにデータを落とさなければいいのです。増加された16GBのユニファイドメモリが、遅くなったSSDからデータを守ってくれます。どれほどSSDが速くても、ユニファイドメモリとのアクセス速度には勝てません。
M1チップはファンレスモデルです。動画の書き出しなどを長時間行っていればサーマルスロットリングが発生し、周波数が2.3GHあたりにまで低く調整されます。
M2 チップ製品の発熱に関しての情報はまだかなり少ないのですが、 新しいヒートシンク構造により冷却性能が向上しているなんて噂もききました。しかし、M2 MB Proがファンありモデルで 「M2 のパフォーマンスを最大限に発揮できる」と紹介されていることから、M2 MB Airにはそれほど大きなヒートシンクやベイパーちゃんパー構造による冷却性能はないのではないでしょうか。
しかもM2はM1よりも高性能でありながら、もちろん発熱も高くなっている可能性もあります。33%もM1よりパワーが必要になりますし、チップも大きくなりパフォーマンスが上がっているので仕方がないです。
新Airがかなり薄型であることをアピールしていることからも、これは予想なんですが、前回のM1 MB Airより発熱が増える可能性は高いのではないでしょうか。
しかしもちろんAppleもそのことは考慮した上で今回のデザインをOKしたわけですから、特別発熱を気にする必要もないのかなと思っています。
M2 MB AirはM1 MB Airよりも高性能なチップ、メモリの帯域、カメラ、 ディスプレイ、スピーカー、充電速度、あらゆる部分がアップグレードされていることが事実です。
おすすめの購入方法
GPUの2コア追加はおすすめはしません。
それほどの大きな進化にはなりませんし、もしGPU性能をあげたいのであればGPU以外にも使えるメモリやSSDの容量をアップグレードして遅延をなくしてあげることが優先でしょう。コア数自体を増やすことにより発熱も大きくなりますので、その分性能が下がったら意味ないですからね。
もしGPUのコア数を増やしたい人は、16000円でGPU性能が20%未満の向上であることは理解しておりましょう。
メモリは最大で16GBで問題ないと思います。
自分はずっと8GBのM1 Airを使っていたのですが、もし8GBを検討しているのであれば、後日8GBで使うヒントを動画にしたいと思いますので、またそちらでお会いしましょう。
ストレージは512GBまでがおすすめ。1TBは現在最速であるFirecuda 530でも二万円で購入することができますので、たしかに高速ストレージでありますが、容量がほしい人にとっては外付けのデータストレージを用意した方がいいです。
プレゼンで紹介されていた急速充電は、アダプタを購入しないといけないので注意しましょう。三千円なので高くはないですが、Ankerなどのサードパーティの製品でもいいものがあります。
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