Googleは先日のイベントでPixel tabletをついに発表しました。Gogle Pixelのアプローチから考えると、低価格帯のスマホでAppleに対抗する製品に仕上がるのかと考えますが、どうやらPixel tabletは我々が思っているよりも少し違う方向に行くかもしれません。
タブレット市場ではやはりiPadがはなり強く、スマホ市場よりもAppleの独壇場になっています。
タブレット市場の今
というのも、そもそもタブレット市場がそれほど最近ではかなり落ち着いてしまいました。スマホの初期では大きい画面でスマホを使いたいユーザーたちにタブレットがかなり人気でした。当時はチップ性能とRAM容量も今に比べると壊滅的でしたけど。
特に年配の方にスマホと同時に契約させるという手法でドコモかなかなり儲けたんじゃないでしょうか笑
しかし時代は大画面スマホ時代。なにもかもが馬鹿でかい。頑なにモバイル性に拘っていたAppleでさえも、ついに巨大化の流れに追潤することになりました。ジョブズがなくなってからこっそりと。まあ、本体が大きいと大きいバッテリーが搭載できるという最大のメリットがありますからね。
動画も大画面になったスマホなら十分ということで、特定の使い方がない人にとってはタブレットサイズのものは必要なく、そのためにappleはiPadのノートPC化を進めてきています。
じゃあそんな冷えきったタブレット市場のなかで、新しいGoogleのタブレット参入は成功するのか?
その答えは、Pixel tabletは単にiPadのような高性能、超大型スマホではないということ。今回プレゼンでPixel7に続いてこのPixel tabletについての言及もありました。
Pixel tablet でスマートホーム化
面白い機能としてはスピーカー付きのDockに接続することができます。
タブレットではスピーカーの機能が高性能なものは少ない。高い処理性能や絵を描くためのペンツール、いかにベゼルを薄くしていくかなどで進化をしてきました。
iPadライバルが少ないので安い番のタブレットをGoogleのブランドで作っていくのかなと想像していたのですが、スピーカ付きのドック搭載と言うことでなんかちょっと想像してたのと違うなっていう感じがしました。ただ単純に何か安い版のタブレットを出したって言うよりもちょっと楽しみが増えましたよね。ちょっと個性的ではあります。
もちろんBluetoothのスピーカーに接続って言う方法もあると思うんですがやっぱり物理的に接続できるっていうのが非常に重要なんですよ。めちゃくちゃ簡単でBluetoothってなんかめんどくさくてあるじゃないですか。簡単に置くだけでマグネット接続できるっていう便利さが結構重要。スマートモニターもたくさんあるんですが、やっぱりタブレットと言うことで使用途がかなり広がるはずです。
Dockにタブレット接続可能と言うことでPixelスマホと同じようなことができますが、ピクセルタブレットはGoogle nestの代わりになる。スマートホーム化してくれるデバイスではないでしょうか。
今回ピクセルタブレットが出たことによってNest Hub Maxの新作が今後なくなるのかどうか判りませんが、こっちは取り外しが不可能ですからね。そのまま安いバージョンとして生き残る可能性もあるかもしれません。ないかな?
アマゾンも同じような感じでタブレット進化させてくる可能性もあるのでアマゾンが一番のライバル企業になる可能性もありますよね。
しかしスマートホームデバイスが必要なだけの人にとってはでかいタブレットってそんなに必要ないので、小さいディスプレイのものは今後生き残る可能性もあります。ついでにタブレットとして使いたいなら、ピクセルタブレットはコスパ良い感じがしますけどね。
まぁこの辺は価格差勝負って感じでしょうか。
Pixel tabletは2023年にリリースする予定らしいです。Pixel7/7Proで搭載されることになったTensor G2を採用することによりよりベターな機械学習や写真加工、Googleアシスタント等を強化するみたいです。てことで性能はPixel7と基本は変わらないと言うことになりますね。
デザイン
ナノセラミックでコーティングされ、全体的に丸みを帯びたデザインはスマホと同様です。
カラーバリエーションがあるみたいで、黒の薄いベゼル。噂ではstylusペンに対応し、グレートな解像度だと公式から回答を得ているサイトもありました。
今後のGoogle製品
最近GoogleはPixelbookを終了すると発表しました。マーケット的にあまりうまくいかなかったみたいですが、Pixel tabletはこれに1番近い商品になるかもしれません。
Pixel tabletはアンドロイドスマホの大きい版と言うだけではなく、いかにノートPCに近いような作業ができるのかが問題になってきます。
ライバルのiPadにすぐに追いつくのは難しいと思いますが、そこは価格とぜひともGoogleしか生かすことができない特性で勝負してほしいですね。
Pixel tabletは今まで中で1番ベストなスマートディスプレイなるでしょう。そしてその今までの中でも最もベストになる理由がアンドロイドを使えると言うことです。
進化するスマートディスプレイ
アンドロイド上のアプリケーションがあればスマートディスプレイでできること以上のことをができるようになります。もちろん、例えば読書したりとかYouTube、Netflixを見たりとか、持ち運んでGoogle マップとして活用することもできますし。
この辺はアプリによりけり。普段使う時はスマホのサイズがちょうど良いのですが、でかいサイズの方が良かったりするアプリもありますよね。
既に単純なタブレット市場はiPadがかなり強いので、今後のPixel tabletの情報がとても気になりますね。やはりiPadとは違う道を歩んでいくのではないでしょうか。
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