コストパフォーマンス最強の「iPhone SE3」が登場したと言うことで、高性能なカメラ等が必要ない人にとっては、このiPhone SE3を新しいメインスマホにしようと考える人は多いのではないでしょうか。
しかし現在「iPhone 11」も同じ位の価格帯で販売されており、それぞれiPhone SE3が、US$ 販売価格では$429、そしてiPhone 11が$499になっています。(なぜか日本でのSE3価格は少し高く57,800円になっているので、iPhone11の61,800円との差額は4,000円と少ないです。)
今日はそれぞれのiPhoneがほぼ同じ位の価格帯と言うことなのでお互いの良いところ、優れているところを比べてピックアップしていくので、どちら自分にとって良いデバイスになるか考えてみましょう。
こちらの内容は動画でもアップしています↓↓
iPhone 11は2019年に発売されました。そしてSE3は出たばっかり。価格帯はおおよそ$70の差。
SE3はサイズが小さく持ちやすい。しかしエントリーモデルといえども最新チップを搭載しています。一方で11のほうは画面が大きいスタンダードモデル。しかし少し前の世代のモデルになります。
iPhone SEとiPhone 11のいくつかの機能はそれぞれ同じです。例えば、
Retina HD LCD display / メインの 12MP ワイド camera / 背面の不ガラス加工 / Qi ワイヤレス給電 などです。
【デザイン】
まずデザイン面ではかなりの違いがあります。
iPhone SEシリーズは過去のデザインを継承しており、ホームボタンがあり、上下のベゼルがかなり厚くなっています。
一方でiPhone 11のほうは新しいiPhoneデザインで、そしてTrueDepthカメラを収納する部分が切り抜かれています。
ホームボタンのあるiPhone SE3よりもiPhone 11の方がベゼルに無駄がない、Androidの真似をしたようなデザインで、こっちの方が現在のiPhoneの主流になっていますね。ホームボタン採用の昔のデザインが好きなのであればiPhone SE3を、そして少しでも大きい画面で動画を楽しみたい人はやはりiPhone 11の方が良いでしょう。
しかしiPhone 11は背丈も高く幅も広い、そして約35%も重くなってしまっています。間違いなくiPhone SE3の方が持ち運びには適しているでしょう。
ポイントその1、iPhone SE3の方が衝撃に強い。
今回プレゼンでiPhone SE3はiPhone13シリーズと同じ強化ガラスが使われていると言っていましたね。そのためiPhone 11に比べて外部からの衝撃には強くなっているはずです。
それぞれディスプレイの機能はかなり似通っているものがあります。
Retina HD LCD display (326 ppi) / IPS technology / True Tone / P3 Wide Color / Haptic Touch (触覚タッチ) / 625ニトの輝度
ポイントその2、iPhone 11の方が大きい画面で動画を視聴できる。
しかし画面のサイズが圧倒的にiPhone 11の方が大きくiPhone SE3は4.7インチ、そしてiPhone 11は6.1インチです。
【認証システム】
認証システムにもそれぞれ違いがありiPhone SE3はTouch ID、そしてiPhone 11はFace IDになっています。
これらはiPhone SE3と現在のiPhone 13との違いと同じですね。
顔認証システムはiPhone X (2017年)に搭載されました。アップルは顔認証で違う人にアンロックされてしまう確率は1,000,000分の1としています。一方でTouch IDは50,000分の1なのでかなりセキュリティー面は顔認証の方が実は安心です。しかし指紋認証でも50,000分の1なので、かなり安心なセキュリティーであることには間違いないでしょう。
【Bionicチップ】
チップはSE3が最新のA15 Bionicに対してiPhone 11のほうは少し古いA13 Bionicチップ。
ポイントその3、iPhone SE3には最新チップが搭載されている。
2世代の差がありますのでかなり性能差は出てますね。
しかしA13 Bionicを使っていたとしても一般的にスマホの使い方してはかなり十分なくらいの性能があると思いますので、A13 BionicチップのiPhone 11を選んだとしてもほとんどの場合は十分だと思います。
製造プロセスノードもTSMCのの7nmから5nmに進化していますので、おそらく仕事量あたりの消費電力はA15 Bionicチップの方が省エネと言うことになるでしょう。
【5G】
そして次にポイントその4、iPhone SE3には5Gに対応している。
iPhone SE3は5G sub-6に対応しています。
こちらもキャリアによって変わってくるとは思いますが5G使いたい場合はSE3を買いましょう。
【カメラ】
カメラで共通している仕様は、
12MP リアワイドカメラ (ƒ/1.8) / 4K 動画撮影 / 手ぶれ補正 / True Toneフラッシュ(Slow Sync Flash) / ポートレートモード / ポートレートライティング / スマートHDR
ポイントその5、iPhone 11の方がカメラは上位。
【リアカメラ】
iPhone 11はリアカメラが2つ、ワイドとウルトラワイドが搭載されています。しかしiPhone SE3のカメラはシングルでワイドカメラのみになっています。iPhone 11はウルトラワイドカメラに光学ズームの距離が2倍になります。
そしてiPhone 11はNight modeを使うことにより良い暗い場所での撮影がきれいになります。
SE3は進化した Smart HDR や Photographic Styleがありますが、どちらがいいかは好みによるでしょう。
iPhone SE3のカメラでも普段のSNSとかでアップするぐらいなら十分なので全く問題は無いかなと思います。
【フロントカメラ】
SE3、11共にフロントカメラ(ƒ/2.2)は
Retina Flash / HDR / ポートレートモード / Portrait Lighting / 1080p HD 60fps 動画撮影, Cinematic video stabilization, QuickTake video.
iPhone SE3は7MPのFaceTime HDで1080pのビデオ撮影できます。
しかしiPhone 11は12MPのTrueDepth front-facingで、4Kビデオの撮影ができます。そしてアニ文字(Animoji)・ミー文字(Memoji)も利用可能。
フロントカメラもやっぱりiPhone 11の方が優れている。
【バッテリー】
ビデオの再生時間はSE3のほうは15時間、そしてiPhone 11のほうは17時間です。音楽再生はSE3が50時間、そしてiPhone 11は65時間。
両方ともバッテリーは結構長いと思いますが、バッテリー搭載量の多いiPhone 11の方が長く使えます。仕事量あたりの消費電力についてはもちろん新しいチップを採用しているSE3の方が優れてと思いますが、バッテリーの搭載量で差がついています。
ポイントその6、バッテリーはiPhone 11の方がもつ。
両方とも最大30分間の防水機能。
しかしiPhone SEのはIP 67なので1メートルの深さの水、iPhone 11はIP 68で水深2メートルを想定。
ポイントその7、iPhone 11の方が水に強い。
でもこの差はほとんどの人は気にしないと思います。
iPhone11のそのほかの機能としては、U1 Ultra Wideband chipを採用し、 AirTagsのトラックや digital car keyとしての利用が可能。
そしてDolby Atmos audioを搭載スピーカーで利用することもできるが、それほどの違いはないと言われていますね。
【結論】
新しい世代のiPhoneとして、SE3の方が進化している点が多い。
『iPhone SE3』は、より速いA15、5G、Photographic Styles、Smart HDR 4、256GB ストレージオプション
そして$70追加を支払うことによって、
『iPhone 11』では大きいディスプレイ、Face ID 、リアには追加のウルトラワイドカメラ(Night mode)、さらにかなりの強化になるフロントフェイスカメラ、より長いバッテリー使用時間、
さらに細かいところでは、
防水力アップ、the U1 chip、Dolby Atmos 音楽再生、
そして、カラーが豊富。
+$70でこれらの追加機能に価値があると考えるならiPhone11は買い。
しかしSEを検討している人はコスパを求めていると思うので、この価格帯の+$70は結構でかいと思うから、基本はSE3の方がいいと思う。が、サイズがかなり違うので断言は難しい。
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